基本方針
(1)保育理念 ―サンフレンズ保育園の目指すところ
「サンフレンズ保育園」グループの各園は
子ども一人ひとりの最善の利益を大切にし、子どもの多様な個性を認め、思いやりのある豊かな人間性を育む
この理念を達成するために、以下の保育目標と指導方針を定め、これに基づいた保育サービスの提供を行う。
① 保育目標 ―目指す子ども像
- ・全身を使って意欲的に遊ぶ子ども
- ・生活や遊びの中で喜びや驚き、美しさなどを体験する子ども
- ・自分の思ったことをのびのびと表現する子ども
- ・友達と関わって遊ぶ子ども
② 指導方針 ―保育計画の基礎
- ・快適で安全な満たされた環境のなかで、養護と教育が一体となった保育を通して、心身ともに健やかな身体を育む。
- ・子ども一人ひとりの発育と多様な個性を尊重し、自己の力や気持ちを主体的にのびのびと表現する力を育む。
- ・園内外の生活や遊びを通して、喜びや驚き・美しさなど様々な体験をし、豊かな好奇心と感性を育む。
- ・家庭的な雰囲気の生活と遊びのなかで、人と交わる楽しさや大切さへの理解を深め、お互いを認め思いやる気持ちを育む。
(2)運営理念 ―保育事業推進部の目指すところ
保育事業推進部は
- ・多様化するニーズに応じて、きめ細やかで柔軟な保育サービスの提供を行い、待機児童解消と地域活性化に貢献する。
- ・関係機関との連携支援等によって、在園児及び地域の子育て・発達の支援、育児不安の解消に貢献する。
- ・職員が保育に専念できる環境を創出・確立し、保育サービスの質を向上させる。
- ・職員が安心して働き続けられる環境を整え、人材の長期定着を目指す。
① 運営方針 ―運営管理の基礎
- ・地域の保育ニーズを調査把握し、長期にわたって地域から必要とされる園を運営する。
- 保育に専念できる環境を作るため本部での事務面のバックアップ体制を整える。
- ・一定の給与水準の保障や研修制度の拡充により、処遇の維持改善を行う。
- ・職員同士がお互いを「信頼し」「助け合い」「学びあう」企業風土をつくる。
② 運営スローガン
- 「良いものだけを子どもたちに」
- 感性の芽が育つ重要な時期と言われているおおよそ3歳までの子どもたちに、「良いもの」を保育者がプロの目で厳選して提供します。人・物・環境の3つの側面において子どもたちの視点に立ち、興味を持ち感性の芽に効果的に働きかけるものを発達に応じて提供します。
- おもちゃを例にあげるなら、木育の観点で木のおもちゃが良いということは保育者ならば誰しもが理解していることですが、木のおもちゃの温かみや良さがより伝わる年齢は2歳頃から。0歳、1歳頃の乳児がおもわず手を伸ばしたくなるのはプラスチック製で色使いも豊かなおもちゃであったりします。良いと言われるものを一律に取り入れるのではなく一人ひとりの子どもの発達に応じてより感性の芽を育むものを適切なタイミングで提供していきます。
(3)求める職員像
「保育は人」
- 保育実践の技術は保育をしていくと同時にスキルアップが可能です。ですがその人の持っている思いやりの心、優しさなど人としての温かさを後から身につけることは簡単ではありません。
- 尊び、愛されることで子どもは人格形成の根である「自己」を形成します。保育の原点は「生命」にプラスのエネルギーを注ぐのか、マイナスのエネルギーを注ぐのか、保育者の役割が重要です。
- サンフレンズ保育園グループの各園では下記の資質を備えた職員とともに保育の質の向上を目指します。
- ・誠実な対応ができる
- 誠実であり、信頼される行動を取ります。
- 感謝しお礼を伝え、間違いがあれば素直に反省し謝ります。
- ・柔軟な対応ができる人
- 環境変化、相手の要望の変化に適切に、かつ前向きに対応します。
- 他者からのアドバイスを取り入れ、臨機応変に立ち回ります。
- ・成長意欲のある人
- 好奇心を持って能動的に学び、成長意欲を持っています。
- 継続的な勉強により専門性を高めます。
- ・主体的な行動ができる人
- 自分で考え率先して行動し、チームの動きをつくります。
- チャンスがあればためらわずにやってみます。
- ・チームワークを大切にする人
- チームメンバーと協調し、他者に積極的に協力します。
- チームの方針に沿った行動を行ない、また自分が得た情報を適切にチームと共有します。